おじさんから若者まで興味を持つシュール系ギャグ漫画「ケンシロウによろしく」を紹介

投稿者: | 2021年1月6日
ケンシロウによろしく

僕は北斗の拳世代です。そんなおじさんが「ケンシロウ」という名前を見て反応しないはずがありません。それに、この表紙を見てください。レビューなんて読まないで速攻でダウンロードしていました。

「おそらくギャグ漫画なのだろう」と想像しながら読んでみると、やはりギャグ漫画でした。シュール系でもあり、ちょっぴり悲しい要素もあります。

まだ始まったばかりの「ケンシロウによろしく」を紹介させてください。

母親を奪ったヤクザに復讐するための漫画

主人公の名前は沼倉孝一。幼い頃に母に捨てられた悲しい過去を持っています。

なぜそんなことになったのか、母の恋人のヤクザが原因です。こいつを殺そうと彼は猛勉強を始めます。そう、北斗の拳の漫画で。

ご存知のようにケンシロウは北斗神拳の使い手。秘孔(ツボ)を突くだけで相手を殺すことができます。秘孔を突かれた敵は「うわらば!」とか「たわば!」と叫び、アニメなら「ぴきーぷー」という効果音とともに死んでいくのです!この北斗神拳をマスターして、母を奪ったにっくきヤクザを殺そうとする痛い少年が沼倉孝一なのです!

キャラクターとしては無口でクール系です。アニメのケンシロウの声が似合う、そんなタイプです。

勉強の結果「最高の指圧マッサージ師」に

勉強とトレーニングを積み、技と体を身につけた沼倉。いざヤクザの元へ行くのですが、当然のことながら北斗神拳は効きません。

ボコボコに返り討ちされたのち、「何かがおかしい」と専門的にツボの勉強をした彼は、めでたく「あん摩マッサージ指圧師」の資格を取り、史上最高の指圧マッサージ師になったのです。

ここまでが導入で、以降はネタバレになります。

唯一のヒロイン?弟子を志願した風俗嬢

指圧師になるため専門学校に通う坂本里香。とても可愛い女性なのですが、寝たきりの父を看病しなければならず、生活費が足りないため風俗店でアルバイトをしています。

学校での勉強の成果か、マッサージのサービスに好評があるようで自信も持っています。

そこに、お客として登場した沼倉。自信満々でマッサージを施そうとするも、相手は史上最高の指圧マッサージ師。満足できずに怒った彼は、逆に、彼女にマッサージをすることに。

あまりのうまさに感動し、彼の弟子になることを決意する里香。弟子はとっていないので、沼倉の治療院でバイトとして働くことになります。

沼倉のヤバさを強調してくれる人物

なぜ指圧師になりたいのか里香に尋ねる沼倉は、「両手だけで人を笑顔にできる」という素晴らしい理由を「くだらねー」と一蹴します。逆質問で、なぜ指圧師になったか問われた沼倉は「人を殺すため」と答えます。

ヤベーやつだとすぐに気づく里香なのでした。彼女は時々、沼倉のヤバさを強調してくれます。

恋愛要素には期待しないほうがよさそう

里香との初仕事はお得意さんの老夫婦の家へ。余命いくばくもないおじいさんがお願いしてきたのは、いつものコースとは違い、「青春時代を取り戻したい!」「愛し合いたい」というオーダーでした。

ツボを突くと、妻が若返って見えてめでたく解決。口は悪くてクールな沼倉ですが、仕事の上で前は確かです。里香も腕前だけは尊敬しています。

手を怪我してしまった沼倉が、常連の力士の指圧を里香にお願いしたシーンでは沼倉の優しさが見え、「もしかして恋愛要素あるの?」と思ったのですが、ないでしょうね、きっと(笑)

この先、どう発展していくのでしょうか。

復讐の日を迎えた沼倉の目的は達成されるのか

勉強して「暗殺のツボ」を習得したという沼倉。ついに、あのヤクザを殺す日が訪れます。

暴力団関係のニュースを扱う週刊誌の記者を利用し、にっくきヤクザを治療院に連れてくることに成功。施術を始めるのですが、彼にとって予想外の結末が。ここは重要な箇所なので、どうぞご自身の目でお確かめください。

スピード感たっぷりのシュール系ギャグ漫画

1巻で完結かな?というスピードで展開していくのですが、続いております。シュール系のギャグ漫画の中では珍しいタイプかもしれません。

ところどころに北斗の拳の要素があり、僕みたいな80年代生まれのアラフォーおじさんならニヤッとするポイントがいくつもあるので、表紙に目が惹かれたら読んでほしい一冊です。

作者のジャスミン・ギュは初めて見る名前だったのですが、「なんかで見たことがある絵だなあ」と調べてみると、バックストリートガールズの作者だったのですね。どうりで(笑)まだ読破していないので読まないと。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です