受け持っていた生徒たちは卒業へ「ここは今から倫理です。」4巻を紹介【ネタバレあり】

投稿者: | 2021年3月22日
ここは今から倫理です。

常習的にリストカットをする高崎由梨。授業中に手首を切ろうとした彼女を見た都幾川は、彼女を止めようとしますが…

4巻はここからの続きになります。

なお、3巻はこちらで紹介しています。

「ここは今から倫理です。」4巻のあらすじ

4巻は倫理的な授業はほとんどなく、卒業式と高柳先生の過去の話がメインでした。

高崎と都幾川・戦うべきは自分自身

高崎を心配した都幾川は、ひとまず無事だった彼女に安心します。

事情を知った高柳ですが、「リストカット」はある種の救いにもなるという話も聞くので、「やめろ」とは言いづらいそうです。でも「し続けろ」とも言えない。

「根源的に解決する方法を自分は知らない」と、ちょっぴり無力感を味わっているように見えます。

保険の藤川先生に「冷たい」と責められますが、「彼らが戦うべきは自分自身。私たちが無理に入り込んだら、敵がふえてしまう」と。ひとまず、高崎と都幾川の二人に任せることにしました。

「タバコを吸うことも自傷行為かもしれない」と、喫煙所での先生たちの会話も面白かったです。

個人主義と全体主義をテーマにしたディベート

先生がタバコを吸っている喫煙所に飛び込んできた逢沢。前巻のエピソードにあったSNSのグループを抜けたことで、いじめが発生している模様。

そこで、大好きな高柳に相談に来ました。ただ、シカトされているだけで彼女も気にしておらず。先生と話したかっただけなのでしょう。

とはいえ、放っておくこともできない先生。いい機会なので、倫理の生徒たちを集めてディベートをすることになりました。

過去のメンバー勢揃い。テーマは「個人主義」と「全体主義」です。曽我は一言も発しませんが、黒板に書いて意見を述べます。不思議な子です。

現代の子供たちに見て欲しい回でもあり、大人も見たほうがいい回です。

こういう授業なら倫理も悪くないです。

卒業式と高柳の過去

受け持っていた生徒たちの卒業式のシーン。高柳のことが大好きだった逢沢は意を決して告白しに行きますが…

ここで、どうやらバツイチらしいことが発覚する先生。よく考えてみると、先生は謎が多いですよね。

高柳・大学4年生

ここからは過去のお話。高柳と大学の教授?で熱海旅行。言い出しっぺは先生のようですが「女っ気のない旅行」にイライラしています。

彼女の話や、どうして先生を目指したのか。少しずつ、過去のことが見えてくる回でした。

Xジェンダーの男子生徒・沖津叶太

Xジェンダーの男子生徒・沖津叶太。美形で化粧もするけれど、周りからは気持ち悪がられて友達はいません。

女性の格好をしたいようで、制服のネクタイだけは頑なにつけようとしません。そこで、校門で高柳に服装の注意を何度もされます。

彼の親にまで話は行ってしまい、「なんでこんな風に育ったのか」とまで言われイライラ。それでもルールを守らず、服装は正しません。

「理由があるなら教えなさい」

高柳は詰めていきますが、どうしてもネクタイをつけたくない沖津。「もしかして、リボンをつけたいとか?」と聞かれて図星だったのか、赤面してしまいます。

「嫌ならルールを変える努力をしなさい」と言う高柳。その後の沖津は…

1年後、選択授業で倫理を選びます。ここから新しい生徒を迎えての新章スタートです。

「ここは今から倫理です。」第1章は終了

4巻は倫理的な授業をするエピソードは少なく、卒業式から先生の過去、そして新しい生徒を迎えての新章のスタートといったとことでしょうか。

僕としてはディベートの回が面白かったですね。自分の考えを持つことは大事ですし、似たようは価値観を持っている人の意見には同意します。

でも、全く逆方向の意見も聞いていかないと、間違った考えのまま進んでしまうこともありますし。やっぱり、いろんな人の意見は聞いておくものだなあと。

それにしても珍しいですよね?学園モノなら生徒が卒業すると、そこで終わりなんですけど、新しい生徒を迎えて続いていく。

まあ、終わってもらっても困るんですけおね。この漫画から教わっていることはたくさんありますから。

ゆっくりでいいので、哲学の勉強をしてみようかなと思わせてくれます。

ここは今から倫理です。を試し読みする?

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